Complete text -- "Birthday Leica"
06 March
Birthday Leica
Birthday Leica(バースデー・ライカ)とは、自分の誕生年に生産されたライカを所有すると云うライカオーナーやマニアには結構当たり前に行われている事だ。
普通は、誕生年に生産されたカメラボディの事を言うのだけど、僕の場合は違った。
僕は1953年生まれなので、ライカカメラだと多分バルナックタイプのIIIGあたりだと思うのだけど?。いつかは程度の良い綺麗な物をとは思っていた。
それが、急変しました。カメラボディでは無く誕生年生産の引伸機になってしまった。人とは違うので誇らしいのだけど・・・。
昨年偶然入手したFocomat 1c なんだけど、初めは破格値で未使用品が手に入ったと喜んでいた。只、設置場所が無いので箱に入ったまま仕舞っていたのです。
チョット気になって梱包されている外箱を開封すると、中に未開封のボロボロのLeitzの段ボール箱が?、おそるおそる開封してみると、???薄い茶紙に包まれて煉瓦色のライツのテープで梱包されたままでした。
段ボール箱の外側を良く見るとなんと1953年にライツから発送された送り状が張ったままでした、これって僕の誕生年なんです。
約1年掛かりましたけど、やっと設置場所を確保して使える様にしました。
これも何かの縁なのかな〜と思っています。
僕の作品は殆どライカで撮っているし、15年前にはドイツのライカフォトグラフィー誌で作品が特集されて、それ以降も数回作品が掲載されたりしているので、僕にとってライカは格別な存在なんです。
バースデー・ライカの記念に、ボロボロの伝票やシールやスタンプが押された段ボールの破片と、本体が包まっていたLeitzのロゴがあしらわれてる茶紙などを額に納めて飾る事にしました、結構格好良いです、洒落ています。
このFocomat 1c と額とは生涯一緒に暮らす事になるでしょう。
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